経営コンサルティングSERVICE:Management Consulting

コンサルタントチームが 御社の経営力強化を支援します。

一括交付金の導入で、今、県内企業はかつてないチャンスを手にしています。この波を確実にとらえて、沖縄の自立経済確立に結びつけるため、わたしたちは、県内企業の経営力強化を実現します。

コンサルティングメニュー

①経営支援

大きく展開する県経済の中で、時流に流されずに確実な地歩を固めるためには、ビジョンを確立し社内でしっかりと価値と目的の共有を図ることが大切です。経営理念づくりからその落とし込み、自立型社風づくりまでトータルに支援します。

  • ・クラウド型業務支援システム
    販売管理/顧客管理他
  • ・ホームページ制作更新システム(CMS)

②マーケティング支援

インターネット通販の普及により、顧客は自分の欲しい商品を全国・全世界から簡単に手に入れられる時代になりました。

こうした中、企業が生き残っていくためには、顧客に強く支持される、御社らしい商品・サービスづくりが必要です。

どこにでもある・どこででも買える商品・サービスに頼っていては、企業の明日は拓けません。

御社の強みを生かした魅力ある商品・サービスの開発と、顧客に選ばれるマーケティングの仕組みづくりを支援します。

  • ・エグゼクティブコーチング
  • ・経営理念の策定と社内での共有
  • ・自分の頭で考え行動する社員の育成
  • ・社内の風通しを良くするコミュニケーション力の育成強化
  • ・商品開発支援
  • ・企画力増強支援(マインドマップ活用)
  • ・販売力増強支援

「特別寄稿」 売れるチカラ! OKINAWA 代表 山原朝哉

本当のことをいうと、このコラムは、以下のように進めるつもりでした。

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青い鳥っていうと、“小さな幸せ”の代名詞。たいていは、こんなふうに使われます。

「幸せの青い鳥は、いつだって家の中にいるんだよ。だから身の回りの小さな幸せを大切にして分不相応な夢に夢中になっちゃだめだよ」って。

でも、そしたらなぜチルチルたちは、すぐそばにある幸せの青い鳥に気づかないで、わざわざ危険で遠い旅に出かけたのでしょうか?

それはきっと、チルチルたちが、自分が探している青い鳥がなんていう種類の鳥で、どんな特徴を持っているかを、しっかりと理解していなかったからかもしれません。

それは、私たち、ビジネスの現場でも同じです。会社にとって幸せってなんでしょう……。

あなたは、それをきちんと定義づけることができますか?

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と〜ころが、ぎっちょんちょん。この物語は、こんな単純な話ではなかったんですね、念のため再読してよかった。まずだいいち、チルチルは初めから、自分の鳥が青い鳥だってことを知っていた。それから、チルチルたちは、自分が幸せになりたくて青い鳥を探しに出かけたわけじゃない。興味のある方は、文末に“戯曲 青い鳥”のあらすじを書いておいたので読んでみてくださいね。ここでは、ざっとポイントだけ押さえておきます。

と、いうような話なんですが、びっくりですね。見つけたはずの青い鳥は、最後には逃げ出してしまった。そして、チルチルは、そのことを嘆いたりしていない。それどころか、泣きじゃくる女の子に、“だいじょうぶだよ、またとってあげる”って、なんと凛々しいじゃあ、あ〜りませんか。ま、可愛い女の子の手前ってことはあるにしろ、です。

で、結局、この話はどんな話かっていうと、つまりはチルチルはミチルを連れて、物事の本質−本当の姿を見る力を養うために旅に出て、夢のような体験を重ねた(もちろん・夢オチなんで…)。

その結果、家に帰ったチルチルには、我が家や我が家の裏にある森もいままでとは違う美しいその本質をあらわしている。そして、ただの青色の鳥が、娘の病気を治す幸せの青い鳥としての本質を顕した。

さらに、一度見つけた青い鳥が逃げ出しても、チルチルはうろたえたりしない。だって、チルチルには、物事の本質を見分ける力があるのだから。幸せの青い鳥なんて、必要な時にまた手に入れることができる。

さて、この話をビジネス的に解釈するとどうなるんでしょうか、って、どうしよう…。

この話は、いろいろに解釈というか応用できるんですが、まず、先ほど話した、“会社にとって幸せとは”って切り口もオーケーだし、“会社に幸せをもたらすお客様像とは”ってふうにも考えられる。それとも、“お客様を幸せにするサービスの本質とは”ってのもありですよね。

ただ、いずれにしろ解釈のポイントは、次の二つ。

ということだと思います。でもこれで終わっちゃうとみんな怒りますよね、きっと。

んじゃ、このお話しを分析ツールにつかって、“お客様を幸せにするサービスの本質”について、いっちょ考えてみましょうか。

1 ビジネスの本質は、お客様のため、そして従業員のため

これはもう、みなさんよくお分かりですよね。自分本位のビジネスでは、やり方次第では一時的に大儲けできるけど、なかなか長続きしない(ま、例外はありますが)。

成長するビジネス・発展するビジネスを目指すなら、お客様の立場に立って、お客様を幸せにする商品・サービスを提供しなければならないし、従業員がそのことを十分理解していないと、お客様には御社のサービスの本質が伝わらない。そして、お客様の笑顔も見られない。

すると、従業員も働き甲斐が見つからなくなり、すぐにやめてしまう。従業員が雇った先からやめてしまうという状態がつづくと、経営者は、スタッフの確保に追われて、経営者が本当にやらなければならない仕事に取り掛かることができない。

では、お客様のためのサービスっていうのは、“そうすべい”と思えば、すぐに実現できるか、というと、なかなかそうはいかない。

2 その本質が見えないと、すぐそこに幸せがあっても、永遠に見つからない。

お客様のためのサービス、お客様本位のサービスを提供するためには、なんといっても“お客様の立場に立って”サービスを考える必要がある。

しか〜し、これがそう簡単ではないんですね。

たとえば、私がお客様(クライアント)に最初にお聞きするテーマが、“御社のお客さまはどんな方ですか?”。

一見、ごく簡単なこの問いかけが、簡単には答えられないことに気づくのに、そんなに時間はかかりません。

それでは、“御社のお客さまはどんなかたですか?” はい、30秒以内に答えてください。

どうです。すぐに答えられましたか?例えば、以下の問いかけに即答できますか?

もし、これらの問いに答えられたとして、御社のスタッフは、全員、あなたと同じように即答できますか?

御社にとっての青い鳥は、どんな幸せをもたらしてくれますか?

その幸せは、どんなカタチをしてますか?

もし、青い鳥があなたのすぐそばにいたとして、あなたは青い鳥を見分ける自信がありますか?

すこし立ち止まって、考えてみてもいいかもしれませんね。

(了)

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− 戯曲 青い鳥(L’Oiseau bleu) モーリス・メーテルリンク作 −

【第1幕】

・クリスマスイブの夜、貧しい樵の子のチルチルとミチルがベッドで寝ている“ふりをして”いると、ドアをたたく音。妖女ベリーリウンヌが二人の前に現れ、娘が病気を治して幸せになるために、青い鳥を探しているという。

・チルチルが、“家にいる鳥は僕のだからあげない”と答えると、妖女は、“その鳥は、まだほんとうに青くならないから、いらない。私の欲しい青い鳥を探してきてくれ”といい、“ものの本当の姿が見える帽子”を差し出し、二人を急き立てる。

【第2幕】

・二人は、“光”や“犬”、“猫”、水や砂糖などを家来に引き連れベリーリウンヌの家に行く。二人が支度をしている間に、猫から青い鳥の秘密が明かされる。青い鳥は、モノの本質を見、本質を知る力を人間に与えるのだ。

・チルチルとミチルの2人は最初に、「思い出の国」を訪ねる。そこには亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいる。

・孫たちとの再会で大喜びの祖父母。そして「私たちはいつでもここにいるのに、なんでもっとちょいちょい来てくれないの。いつでもお前たちが、私たちのことを考えると、私たちは目を覚まして、また会えるんだよ」という。

・その時、ミチルがツグミを見つける。ツグミは透き通るように青い色をしていた。

・死んでしまった弟や妹も現れて、皆で晩御飯を食べた後、思い出の国を離れる2人。
ふと、籠のツグミを見ると、黒い鳥になっていた。

【第3幕】

・夜の御殿。夜のお母さんが住む屋敷。この家の中に本当の青い鳥がいると聞かされた2人は、夜のお母さんに青い鳥のいる部屋の鍵をくださいという。人間の子供の頼みを聞かなければならない夜のお母さんは、しぶしぶ、マスターキーを渡す。
御殿の中には、幽霊の住む部屋や病気のいる部屋、戦争のいる部屋、「影」と「恐れ」の住む部屋、沈黙の住む部屋などがあり、そして真ん中の大きな扉を開けると、そこには美しい花園が広がり、何億羽もの青い鳥が舞っていた。2人は、大喜びでたくさんの青い鳥を捕まえるが、屋敷を出て、光を浴びるとみんな死んでしまう。光を浴びてもしなない本当の青い鳥は、逃げてしまっていたのだった。

・続いて、森のシーン。

・すべての本質が見える青い鳥を人間が手に入れたら、すべての生き物たちの苦しみが始まると考えている猫が密かに先回りをして、森の木たちを扇動する。
そこへ現れたチルチルが帽子のダイヤを回すと、木々や生き物たちの精が姿を現す。最長老のカシの木の方には青い鳥がとまっている。青い鳥をくれるようにチルチルがいうと、怒った木や生き物たちにより裁判が始まる。裁判により、チルチルとミチルの死刑が宣告され、生き物たちの襲撃を受ける2人。犬の大奮闘とチルチルの必死の抵抗も空しく、追い詰められていく2人。そこへ光が顕れて、ダイヤを回すように指示。精たちがもと戻り、2人と1匹は一命を取り留める。隠れていた猫も、闘ったふりをして2人のもとへ駆けつける。

【第4幕】

・チルチルミチルと仲間たちは、墓地の前にいる。“光”が、死人の一人が自分の墓に青い鳥を隠している、と教える。

・墓地。夜中の12時。チルチルが帽子のダイヤを回しすと幽霊たちが墓が出て、墓場が明るい花園に変わる。

・花園の中の幸福の御殿。御殿の中では“ぜいたく”たちが、ごろごろと美味しい食べ物を食い散らかしている。2人は“ぜいたく”たちに宴会に誘われるが、“光”の教えを守り、誘いを断る。そうしているうちに、犬をはじめとした仲間たちは、円卓でご馳走を食べ始め、チルチルのいうことを聞かなくなる。

・チルチルが“光”の指示でダイヤを回すと、辺りは清浄な光に溢れ、“ぜいたく”たちは、裸のみっともない姿をさらし、“不幸”の洞窟へ逃げていく。

・そこへ、たくさんの“幸福”の天使たちが現れ、チルチルとミチルに、自分たちは2人の回りのどこにでもいる、と教え、自分と仲間たちを紹介しはじめる。「健康の幸福」、「よい空気の幸福」、「両親を愛する幸福」、「森の幸福」、「青空の幸福」……。
チルチルが、“幸福”たちに青い鳥がどこにいるのかと聞くと、“幸福”たちは、可笑しそうに笑いだす。そこへ、新たに美しい幸せたちが加わる。その中に、ひときわ美しい喜び“母の愛の喜び”がやってきて、2人を抱きしめる。

【第5幕】

・未来の国。空色の宮殿には、これから生まれる子供たちが大勢待っている。2人が宮殿に入ると、子供たちがたくさん集まってきて、それぞれが生まれた後に発明するものを次から次へと披露する。やがて“時のおじさん”がやってきて門を開け、生まれる時がきた子供が、曙の船に乗って地球へ降りていく。喜びの歌がかすかに聞こえ、それは生まれる子を迎えにきたお母さんたちの歌だ。その時、時のおじさんがチルチルとミチルを見つけ、捕まえようとするが、青い鳥を外套の下に隠した“光”の指示でダイヤを回し、三人は見えなくなり宮殿を出ていく。

【第6幕】

・家の壁の前。それは一年前に、二人が出てきた家だと“光”が話す。“光”は鳥かごを二人に渡すと、開きかけた家の扉の中に押し込む。

・ベッドの上でぐっすりと眠っている2人を、母親が起こしに来る。やがて目を覚ました2人は、母との再会に大喜びして、旅の途中の出来事を一生懸命話すが、母親は、二人がおかしくなったのかと心配して、大声で父親を呼ぶ。

・うろたえる母をなだめる父。やがて扉がノックされ、隣家の老婆が入ってくる。そして病気の娘がクリスマスプレゼントにチルチルの鳥を欲しがっていると告げる。

・チルチルが鳥かごを見ると、そこには元からの鳥が一羽いるだけだった。ところがその鳥は、以前よりずっと青くなっていた。青い鳥は、ずっと家にいたのだった。チルチルは、老婆に青い鳥をあげる。

・チルチルには、家が依然より、ずっときれいで新しくなったように見える。窓の外の森も、ずっと大きくきれいになっているようだ。

・再びノックの音。隣の老婆が、きれいな女の子を連れてくる。女の子はチルチルの鳩を胸に抱いている。女の子はすっかり元気。

・老婆がチルチルのもとに女の子を押しやり、チルチルが女の子の胸の鳩を撫でている。それからチルチルは鳩に餌をやろうとして、女の子の胸の鳩を抱えようとするうちに、鳩は飛び去ってしまった。

・「かあさん!逃げてしまった…」と泣き出す女の子に、チルチルは話す。
大丈夫だよ。なくんじゃないよ。ぼく、またとってあげるからね。
−舞台の前の方にすすんで、お客さんたちにこういう−
みなさんのなかで、どなたでも、あの鳥を見つけられたら、どうぞぼくたちに返してください。僕たちの幸福のために、いまに、あの鳥がいるのだから。

・おしまい。

※青い鳥 メーテルリンク作 若月紫蘭訳 岩波少年文庫 1951年初版発行 本文238ページ


 

売れるチカラ! OKINAWA 代表 山原朝哉

調べてみたら、鶴の恩返しって、いくつかバリエーションがあるんですね。鶴を助けたのが老夫婦のバージョン、ひとり暮らしのおじいさん、そして若い男。で、ややこしいことは抜きにして今日は良く知られている若い男、いわゆる夕鶴バージョンでいってみましょうか。

あ、失礼しました。自己紹介ですね。山原ですこんにちは。

さてと。あらすじは端折ってポイントは、通が見事な千羽織を織って暮らしの助けにしている、しかし、欲に駆られた与ひょうに強いられて、命の限界ぎりぎりまで千羽織を織る。さあ、キーワード。“命の限界ぎりぎりまで働く”ってことです。

与ひょうは、愛情をかさに通に強いるんですが、別に通は断ったっていいわけです。でもしぶしぶとではあっても、“自分から同意する”わけですね。

さて、ここが過労死のポイント。“自分から同意”して働く。燃え尽きて、倒れたりあるいは自殺にまで追い込まれるまで働く。自分の意思で働くから、手を抜かない、さぼらない。

長時間労働の会社は実は、たっくさんあるんですが、普通は、働く方も適当にさぼってストレスを過剰にためないように“工夫”しますよね。経営者や管理者が、生産量をあげようと長時間労働を強いても、あんま意味ないのはこのあたり。

じゃあ、なぜ、人は死ぬまで働くか。なにが通をそうさせたか。

普通の場合は、分かり易く“幸せな家庭”を守りたい、なんでしょうが、企業の場合は、というと、ひとつには、リーダーが猛烈型で長時間、土日なしの猛烈集中型のワークスタイルを持っている場合。そのリーダーにカリスマ性がなければ、スタッフがやめていく無能な経営者・管理者でチャンチャンなんですが、過労死のリスクがあるのは、リーダーにカリスマ性がある場合。この場合は、リーダーはもとよりスタッフにも自分の働き方が限界を越えているという自覚が働かない。もちろん、ついていけないスタッフはやめていくわけですが、精神的に追い込まれてボロボロになりながら、自己否定の感覚を持ってやめていく。やめない社員は、家庭生活を切り捨てて人生の大部分を仕事に捧げる。

それから、もう一つは、(ここがポイント→)組織が成長に向けた強いビジョンを持っている場合なんです。もちろん、ビジョンが良い会社づくりに欠かせないのは論を待たないんですけど、なんでもやりすぎは禁物。具体的な企業名は出しませんが、例えば、ブラック企業なのに社員の強い支持があるケースがあるでしょ。それって、その企業が強い明確なビジョンを持っている場合なんですね。トップだけじゃなく、社員もビジョン実現の強い陶酔感を抱いているので、自分たちの働き方が異常だということに気づかない。バランスが崩れちゃているんですね。

ビジョンは会社を成長させる強い駆動力になります。また良い会社づくりの原動力になる。これが、ビジョン=理念経営が推奨される大きな理由なんですが、しかし、やはりバランスが肝心。じゃあ、どうすればバランスよく、会社を発展させられるか。まずは、定期的に外部からのチェックを受けること。次に、ワーク・ライフバランスのいい、見本となる企業をベンチマーキングすること。要は、自分の殻にこもらないことが大切なんじゃないでしょうか。

文責:山原朝哉(売れるチカラ沖縄)売れる